Learning by Blogging.

経営学部で人材育成やリーダーシップ開発、キャリア教育について学ぶ大学5年生のブログ。

年末の習慣にしたい「リフレクション」とは!? ゆく年を振り返りくる年に備える - Learning by 2016年の振り返り。

年末のタイミングに合わせて、前々回から記事を投稿してきた、リフレクションをテーマにした連載も大晦日の今日で一区切りとなります。今日は、僕自身の2016年に経験した出来事を振り返りながら、そこから学んだことと2017年に向けての教訓について整理したいと思います。

 

早速、本編に移りたいところですが、その前に友人でライターのおーちゃん(@s_ooosawa)から、これまでの記事を読んでくれたようで、こんなツイートをしてくれていました。

たしかに、言われてみればこれまで、「いいリフレクションとは何か?リフレクションを有意義に行うためには何に気をつけたらいい?」に答えるため、いくつかのポイントを整理してきました。しかし、リフレクションとは、という概念そのものについての解説をしていませんでした。

改めて、誤解を恐れずにざくっとお伝えすると、リフレクションとは、「日々の生活の中で起こった出来事を振り返り、将来の他の時点でも転用できるよう抽象化する行為」です。辞書的な意味合いは、次のとおりです。

省察(Reflection):振り返り、反省、内省とも訳される。複数の定義があるが、デューイは省察的思考を経験の中で生じる問題解決のための探求を誘う思考であり、理論・知識を実生活に役立てるものとして位置づけた。(楠見)

先日、おーちゃんが退職エントリを投稿していましたが、在職期間中を振り返り、そこで学んだことや習得したものを見つめ直し今後の糧とするもの、と考えれば、あれも一種のリフレクションといえます。

shittaka.tokyo

 

おさらい

これまでも説明してきた、いいリフレクションを行うために気をつけておきたいポイントを改めて紹介していきます。

  1. 過去を振り返りマイセオリーを引き出す
  2. 未来のために、次どうするかを前向きな教訓として残していく
  3. 他者との関わりを前提にした振り返りに焦点を拡げる 

そして、書き残していくときの形式は、

■リフレクションは次にどうするかという原理原則/教訓を書き残す

 ・具体的な行動のイメージを例として挙げる

 ・なぜその教訓が重要なのか意味合いを書く

 ・気付きのきっかけになった出来事や経験を書く

具体例を挙げると、

■どんな業務もやみくもに着手せず、事前にやるべきことを整理する

 ・上司から仕事を頼まれた場合に、プロセスをイメージして、やるべきことの全体を捉えて、擦り合わせをした上で着手する。

 ・上司が想定していたアウトプットと方向性がずれないようにするため。また、着手した後に時間をムダにせず、効率的に業務を進めるため。

 ・〇〇について、やるべき業務の整理ができておらず、着手後に手間取って時間が掛かった。

といった具合になります。今回もこの形式を踏襲して、2016年の経験を振り返り、教訓を残していこうと思います。

 

shumpeioe.hatenablog.jp

shumpeioe.hatenablog.jp

 

 2016年の振り返り

■できたこと/できなかったことを問わず、あらゆる活動を記録に残していく

 ・起床時間や1日の時間の使い方、月々の収支などお金の流れ、毎日の食生活と運動、睡眠など日々のライフログを記録として残していく。

 ・経営思想家の大家であるドラッカーの言葉の「We can't manage what we can't measure.」という言葉がある。些細なことでも目標を定めて達成していく、勝ち癖を付けていくために、まずは自分の生活に関わる現状を見える化していきたい。

 ・今年も時期によって、食生活を改善するために毎食記録を付けていた期間やランニングの実績を記録していた期間など、いくつかの活動でログを残していたものの、1年間継続して、あらゆるライフログを取り続けるということはできなかった。

 

■自分で仕掛けて、生産モードの毎日を生きていく

 ・産学連携のプログラム開発やキャリア系のワークショップの実践、ビジネスパーソン向けのラーニングイベントの企画運営などの場づくりの活動やこのブログ運営をはじめ、つくる側/生み出す側で居続ける。

 ・自分のキャリアビジョンを考えると、一つの企業や組織が提供してくれる育成システムに乗って、安心して30年を過ごせば、描きたいキャリアを積めるという訳ではないので、「学びを自ら創り出し、学びによって自らを変えよ。」を体現したい。

 ・体調が良くない時は「なんか面白いことがないかな」と消費者/受け身のマインドを過ごしてしまった。日々退屈に感じたし、頭も使えていなかった。自分の成長や学びを自作自演で実現していくことの大切さを年末のゼミレンジャー2016を通して強く実感した。

 

■コミュニケーションのスタイルをオープンに変えていく

 ・自分自身に対してや自分の活動に対して、フィードバックや意見を貰いに行く姿勢を身に付ける。建設的に成長し続けていくために、客観的な視点を聞き、改善に繋げる習慣を身につける。フィードバックは成長に欠かせない養分。

 ・1人で悩みながら時間だけが過ぎていく状況は、自身の成長にとっても担当業務の進捗にとってもタイムロスになる。フィードバックを成長機会として活用して、スピード感を持って、適切な方向に進めるようにするため。

 ・働く中で、上長や先輩のフィードバックによって業務の効率化や自分自身の行動変容が促されることを実感することが多くあった。担当する業務の改善のために関わって貰った人たちに改善点を聞いて回って、チームで振り返った機会があり、それくらいからフィードバックの受け方と活かし方に対する意識が変わった。

 

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業務や学業/研究に関する振り返りは別で既に行ってあるため、今回は「自分が愛せる自分でいられるために2016年の経験から学べることは?」という問いを意識して振り返りを進めてみました。

仕事や職場の領域だけではなく、かなり広い範囲で適用できるような教訓になってしまったのはその影響かと思います。

 

2016年。

あなたはどんな経験をしましたか?その中で何を学びましたか?

来年はどんな年にしていきたいですか?

もしも、このブログがあなたのリフレクションのお役に立てたとしたら嬉しい限りです。

 

今年もありがとうございました。それでは、よいお年を!

"As long as you keep on learing, you are a winner."

 

▽参考にした文献

「学び」の認知科学事典

「学び」の認知科学事典

 

大人の学び 熟達化と市民リテラシー

(楠見孝, 「『学び』の認知科学事典」, p250-263)

 

▽「アクティブトランジション 働くためのウォーミングアップ」絶賛発売中 

アクティブトランジション 働くためのウォーミングアップ

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 掲載されているワークショップの運営のお手伝いなどで関わらせて頂いた書籍です。

 

▽「自己紹介」「実践・活動」をまとめました。

shumpeioe.hatenablog.jp

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